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豆知識
2026/04/01
鋼管ニス剥離剤を選ぶポイントとは?不具合を防ぐ解決策を紹介

「鋼管ニスが原因で、また後工程でのトラブルが起こってしまった...。」とお困りではありませんか?

鋼管を扱う現場では、防錆目的で塗布されたニスが原因で不具合が起こるケースが多く、現場では長年の課題となっています。

外観では判別しにくいため、気づかないまま工程が進み、後から不具合として顕在化するのが厄介な点です。

本記事では、鋼管ニスによって起こる不具合の対処法として、鋼管ニス剝離剤を紹介します。鋼管ニスによる不具合にお困りの方は必見です。

 

鋼管ニスの剥離剤が必要な理由

鋼管ニスによる不具合を避けるためには、剝離剤が有効です。

  • 鋼管ニスとは?
  • 通常の脱脂で鋼管ニスが落ちない理由

鋼管ニスの剝離剤がなぜ必要なのか、まずは上記を確認していきましょう。

 

鋼管ニスとは?

鋼管ニスとは、流通や保管中のサビ発生を防ぐために塗布される透明なコーティング剤です。

鋼管への密着性が高く、後工程での除去が難しい特徴があります。

透明であるため残留の有無が分かりづらく、剥離処理したつもりでも残っているというケースが多く見られます。

この見えにくさが品質トラブルを引き起こす要因となり、めっき不良や溶接不具合の原因として現場で問題視されているのです。

 

通常の脱脂で鋼管ニスが落ちない理由

鋼管ニスは油分とは異なり、樹脂成分によって強固に付着しています。

アルカリ脱脂や溶剤脱脂では分解が不十分となり、長時間処理しても完全にニスを除去できず、「数日浸漬しても落ちきらない」といったことも珍しくありません。

この状態で工程を進めると品質トラブルの原因となるため、脱脂に頼るだけではなく、ニス専用の剥離手段を検討することが大切です。

鋼管ニス剥離剤を選ぶポイントとは?不具合を防ぐ解決策を紹介

鋼管ニスの剥離不足で起きる不具合

鋼管ニスが残ったままで工程が進むと、以下のようなトラブルが発生します。

  • めっき不良の発生
  • 溶接時の焦げ付きの発生
  • 再処理や手直しの発生

それぞれを掘り下げて確認していきましょう。

 

めっき不良の発生

鋼管ニスが残ったままめっき処理を行うと、めっきが付着しない不めっきや密着不良が発生します。

外観不良だけでなく、鋼管の耐食性低下にも直結する不具合です。

めっき工程を外部に委託している場合は、めっき業者がニス付きの鋼管を受け入れてくれるかどうか事前に確認しましょう。

ニスを取り除く手間とめっき不良が起こるリスクから、ニス付き鋼管の受け入れ自体を拒否する業者もいるので注意が必要です。

 

溶接時の焦げ付きの発生

ニスが付着したまま溶接を行うと、熱によってニスが焼け、焦げ付きやガス発生の原因となります。

この影響で溶接品質が低下し、強度不足や外観不良につながりかねません。

焦げ付いたニスは後工程での除去がさらに難しくなり、結果として再処理の手間が増加します。

特に部分溶接では見落とされやすく、知らないうちに品質リスクが高まる点が問題です。

 

再処理や手直しの発生

ニスの剥離不足によって不具合が発生すると、再脱脂や再めっきなどの手直しが必要です。

余分な作業時間が増加し、人件費やエネルギーコストも膨らみます。

再処理や手直しの発生は、納期遅延の原因となるだけでなく、顧客からの信頼低下にもつながりかねません。

こうした無駄な工数を減らすためには、初期段階で確実に鋼管からニスを除去することが重要です。

 

剥離剤の種類

分類軸

種類

特徴

成分による分類

塩素系(例:ジクロロメタン)

非常に強力な剥離力、短時間で除去可能

非塩素系(溶剤系)

高い剥離性能とバランスの良さ

非塩素系(水系・アルカリ系、天然由来タイプ)

安全性が高く環境負荷が低い

形態による分類

液状タイプ

刷毛塗り・浸漬に対応、広範囲処理向き

ゲルタイプ

垂直面でも垂れにくく厚膜形成可能

エアゾール(スプレー)

手軽で部分施工に最適、作業性が高い

剥離剤とは、既存の塗膜や被膜を化学的に軟化・膨潤させることで、素地から除去する薬剤です。

剥離剤が塗膜に浸透すると、塗膜の樹脂成分が膨潤し、塗膜と素地の界面で剥離が起こります。

物理的な除去方法であるショットブラストやケレンと比較して、複雑な形状の部材にも対応でき、素地へのダメージを最小限に抑えられるのが特徴です。

剝離剤の種類を上の表にまとめました。

以前はジクロロメタンなどの塩素系剥離剤が主流でしたが、環境負荷や健康リスクが高いという課題があり、現在では非塩素系の剥離剤が主流となっています。

 

鋼管ニスの剥離剤を選ぶポイント

鋼管ニスを効率的に剝離するためには、以下2つのポイントを押さえられているか確認する必要があります。

  • ニスに対する「専用の除去性能」があるか
  • 現場で使える「安全性・作業性」があるか

それぞれを掘り下げて確認していきましょう。

 

ニスに対する「専用の除去性能」があるか

鋼管ニスは一般的な油分や塗膜とは異なり、樹脂成分によって形成された密着性の高い被膜です。

汎用の脱脂剤や剥離剤では表面を軟化させるだけで、完全に除去できないケースが多く見られます。

現場では「見た目は落ちているのに、めっき不良が発生する」といったトラブルの原因になることも少なくありません。

こうしたリスクを防ぐためには、ニスの構造や性質に合わせて設計された専用の剥離剤を選定することが大切です。

専用製品であれば、短時間で確実に除去でき、品質の安定化と再処理の削減につながります。

 

現場で使える「安全性・作業性」があるか

剥離剤は日常的に使用するため、安全性と作業性の確保が欠かせません。

塩素系溶剤は法規制や健康リスクの観点から使用が制限されるケースもあり、代替として非塩素系製品の導入が進んでいます。

現場では、作業者が扱いやすいものであるか、特別な設備や特別な管理を必要としないかも大切なポイントです。

例えば、スプレータイプであれば局所的な処理が容易になり、無駄な作業を削減できます。

臭気や揮発性の低さは作業環境の改善にもつながり、長時間作業時の負担軽減が可能です。

 

日新インダストリーの鋼管ニス剥離剤

日新インダストリーでは、ニス付き鋼管の救世主として『鋼管ニス剥離剤』を販売しています。

  • 鋼管ニス専用設計で、ニスだけを効率的に除去できる
  • 非塩素系で安全性に配慮しながら高い剥離性能を実現
  • エアゾール、塗料の2タイプで現場に合わせた使い分けが可能

鋼管ニス剝離剤の特徴を掘り下げて確認していきましょう。

鋼管ニス剥離剤を選ぶポイントとは?不具合を防ぐ解決策を紹介

商品ページ:『鋼管ニス剝離剤』

 

鋼管ニス専用設計で、ニスだけを効率的に除去できる

鋼管ニス剥離剤は、SGP管などの鋼管に塗布された防錆ニスの除去に特化して開発された専用剥離剤です。

従来はショットブラストや長時間の脱脂処理が必要でしたが、本剤を使用することでニスのみを選択的に剥離でき、母材である金属を傷めることなく剝離処理できます。

工程の簡略化と作業時間の短縮を同時に実現し、めっき前処理などの効率向上に大きく貢献する製品です。 

 

非塩素系で安全性に配慮しながら高い剥離性能を実現

非塩素系の剥離剤であり、作業環境や人体への影響に配慮しています。

塩素系溶剤に比べて法規制や健康リスクの懸念が少なく、安心して現場に導入しやすい点がメリットです。

非塩素系でありながら鋼管ニスに対して高い剥離性能を発揮し、金属を腐食させることなく安全に処理できます。

まさに環境負荷低減と作業性を両立した製品です。

鋼管ニス剥離剤を選ぶポイントとは?不具合を防ぐ解決策を紹介

画像:鋼管ニス剥離剤 50g【サンプルサイズ】

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エアゾール、塗料の2タイプで現場に合わせた使い分けが可能

用途や作業環境に応じて、エアゾールタイプと塗料タイプの2種類から選択できる点も大きなメリットです。

エアゾールは狭所や部分補修などピンポイント作業に適しており、手軽に使用できます。

一方、塗料タイプは広範囲の処理に適しており、効率的な施工が可能です。

いずれも1液タイプのため、必要な分だけすぐに使用でき、現場の作業性向上と無駄の削減に貢献します。 

 

まとめ:鋼管ニスの剝離剤なら日新インダストリーにお任せください

鋼管ニスの剥離は、品質トラブルや再処理の発生を防ぐうえで大切な工程です。

適切な剥離剤を選定することで、不めっきや溶接不良といったリスクを未然に防ぎ、工程全体の安定化につながります。

ショットブラストや長時間の脱脂処理など従来の方法で課題を感じている場合は、日新インダストリーの『鋼管ニス剝離剤』をご検討ください。

作業の安全性や環境負荷軽減を実現しつつ、効果的に鋼管ニスを剝離できます。

 

本製品が気になる方は、お気軽に日新インダストリーまでお問い合わせください。

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