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「ジンクリッチペイントを探しているけれど、製品の違いがわからない...。」とお困りではありませんか?
溶融亜鉛めっきの補修で使用されるジンクリッチペイントは、各社から似たような名前で様々な製品が発売されており、どれを選べばよいかわからないという人も多いでしょう。
本記事ではジンクリッチペイントについて、定義や亜鉛含有率、防錆メカニズムまでわかりやすく解説しています。
ジンクリッチペイントをお探しの方は必見です。
ジンクリッチペイントとは、亜鉛を豊富に含んだ塗料の総称で、ジンク塗料や亜鉛塗料とも言われます。
日新インダストリーでは、自社企画として亜鉛含有率が90%以上のものを高濃度亜鉛末塗料、89%以下の製品を亜鉛末塗料とよんでいます。
2液のジンクリッチペイントは、JIS K 5552 ジンクリッチプライマーとJIS K 5553 厚膜形ジンクリッチペイントが規格として存在しており、それぞれ以下のとおり乾燥塗膜に残る亜鉛含有率が定義されています。
一方で日新インダストリーが取り扱う1液のジンクリッチペイントにはJIS規格は存在しません。
そのため、各社が独自で亜鉛含有率を決定しています。
ジンクリッチペイントには有機系と無機系があり、それぞれの違いは使用されている樹脂の種類です。
有機系にはエポキシ系やアクリル系の樹脂が使用されており、無機系にはシリケート系(ケイ素)の樹脂が使用されています。
無機系のジンクリッチペイントの方が防食性が高いですが、下地処理を厳格に行う必要があり、工場での塗装に限定されるのがデメリットです。
有機系のジンクリッチペイントは作業性は良いですが、防食性では無機系に劣ります。
有機系と無機系のジンクリッチペイントの違いについては、以下の記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
参考:無機ジンクと有機ジンクは何が違う?1液と2液の違いも解説
ジンクリッチペイントは以下2つの作用によって素材を錆から守っています。
この2つは溶融亜鉛めっきと同じ作用であり、ジンクリッチペイントは溶融亜鉛めっきの防錆メカニズムを応用しています。
ただし、あくまで塗装であり、溶融亜鉛めっきよりも防食性能は劣ると認識しておきましょう。
溶融亜鉛めっきの防食メカニズムと一般的な塗装との違いは以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひお読みください。
参考:溶融亜鉛めっきと塗装は何が違う?両者の特徴をわかりやすく比較
ここからは日新インダストリーのジンクリッチペイントを4つ紹介します。
それぞれの塗料の特徴を簡単に確認していきましょう。
ジンクZ96は乾燥塗膜中に亜鉛末が96%含有されたジンクリッチペイントです。
日新インダストリーのジンクリッチペイントの中で最も亜鉛含有率が高く、優れた防錆力を発揮します。
1液性のエポキシ樹脂をベースとしており、素地に強力に密着するだけでなく、速乾タイプで作業性も抜群です。
商品ページ:『ジンクZ96』
スーパージンクは乾燥塗膜中に亜鉛を92%含有したジンクリッチペイントです。
亜鉛粉末を研磨加工して光沢を持たせたフレーク粉末を使用しており、シルバーの色調で溶融亜鉛めっきに調和します。
ジンクZ96と比較すると若干ながら亜鉛含有率が低いですが、その分明るいシルバーの色調を実現しており、使い勝手が良いジンクリッチペイントです。
商品ページ:『スーパージンク』
ジンクプラスネオGは、ジンクZ96と同様に乾燥塗膜中に亜鉛を96%含有したジンクリッチペイントです。
特化則・有機則・PRTR法に非該当の環境対応型ジンクリッチペイントであり、作業者の健康や塗装現場の環境に配慮できます。
商品ページ:『ジンクプラスネオG』
マザックスは乾燥塗膜中の亜鉛含有率は80%であり、日新インダストリーの社内規格ではジンクリッチペイントに該当しません。
しかし、亜鉛の他にもアルミニウムが6%、マグネシウムが3%含まれており、高耐食性鋼材にも対応しています。
高耐食性鋼材以外の鉄鋼材や溶融亜鉛めっき鋼板に使用することで、防錆性能を強力に高められる日新インダストリーの傑作です。
商品ページ:『マザックス』
1液のジンクリッチペイントはJIS規格がないため、各社が独自に亜鉛含有率を設定しているのが実情です。
日新インダストリーでは乾燥塗膜中の亜鉛含有率90%以上のものをジンクリッチペイントと定義しており、どの塗料でも強力に防錆性能を高められます。
もしジンクリッチペイントをお探しであれば日新インダストリーまでお問い合わせください。
お客様のご要望に合わせて数多くあるラインナップから最適のジンクリッチペイントをご提案します。
常識にとらわれない発想と技術で、お客様の期待を超える新しい価値を創造し、溶融亜鉛めっきを支えるベストパートナーとなることが当社の使命です。そのためにも、お客様とのコミュニケーションを大切にしながら、今後も、皆様からの要望をもとに、製品の開発や改善、サービスに活かしてまいります。
FAX:03-3232-6953
CONTACTお問い合わせ
「ジンクリッチペイントを探しているけれど、製品の違いがわからない...。」とお困りではありませんか?
溶融亜鉛めっきの補修で使用されるジンクリッチペイントは、各社から似たような名前で様々な製品が発売されており、どれを選べばよいかわからないという人も多いでしょう。
本記事ではジンクリッチペイントについて、定義や亜鉛含有率、防錆メカニズムまでわかりやすく解説しています。
ジンクリッチペイントをお探しの方は必見です。
ジンクリッチペイントとは?
ジンクリッチペイントとは、亜鉛を豊富に含んだ塗料の総称で、ジンク塗料や亜鉛塗料とも言われます。
日新インダストリーでは、自社企画として亜鉛含有率が90%以上のものを高濃度亜鉛末塗料、89%以下の製品を亜鉛末塗料とよんでいます。
2液のジンクリッチペイントは、JIS K 5552 ジンクリッチプライマーとJIS K 5553 厚膜形ジンクリッチペイントが規格として存在しており、それぞれ以下のとおり乾燥塗膜に残る亜鉛含有率が定義されています。
一方で日新インダストリーが取り扱う1液のジンクリッチペイントにはJIS規格は存在しません。
そのため、各社が独自で亜鉛含有率を決定しています。
有機系と無機系のジンクリッチペイントの違い
ジンクリッチペイントには有機系と無機系があり、それぞれの違いは使用されている樹脂の種類です。
有機系にはエポキシ系やアクリル系の樹脂が使用されており、無機系にはシリケート系(ケイ素)の樹脂が使用されています。
無機系のジンクリッチペイントの方が防食性が高いですが、下地処理を厳格に行う必要があり、工場での塗装に限定されるのがデメリットです。
有機系のジンクリッチペイントは作業性は良いですが、防食性では無機系に劣ります。
有機系と無機系のジンクリッチペイントの違いについては、以下の記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
参考:無機ジンクと有機ジンクは何が違う?1液と2液の違いも解説
ジンクリッチペイントの防錆メカニズム
ジンクリッチペイントは以下2つの作用によって素材を錆から守っています。
この2つは溶融亜鉛めっきと同じ作用であり、ジンクリッチペイントは溶融亜鉛めっきの防錆メカニズムを応用しています。
ただし、あくまで塗装であり、溶融亜鉛めっきよりも防食性能は劣ると認識しておきましょう。
溶融亜鉛めっきの防食メカニズムと一般的な塗装との違いは以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひお読みください。
参考:溶融亜鉛めっきと塗装は何が違う?両者の特徴をわかりやすく比較
日新インダストリーのジンクリッチペイントの紹介
ここからは日新インダストリーのジンクリッチペイントを4つ紹介します。
それぞれの塗料の特徴を簡単に確認していきましょう。
ジンクZ96
ジンクZ96は乾燥塗膜中に亜鉛末が96%含有されたジンクリッチペイントです。
日新インダストリーのジンクリッチペイントの中で最も亜鉛含有率が高く、優れた防錆力を発揮します。
1液性のエポキシ樹脂をベースとしており、素地に強力に密着するだけでなく、速乾タイプで作業性も抜群です。
商品ページ:『ジンクZ96』
スーパージンク
スーパージンクは乾燥塗膜中に亜鉛を92%含有したジンクリッチペイントです。
亜鉛粉末を研磨加工して光沢を持たせたフレーク粉末を使用しており、シルバーの色調で溶融亜鉛めっきに調和します。
ジンクZ96と比較すると若干ながら亜鉛含有率が低いですが、その分明るいシルバーの色調を実現しており、使い勝手が良いジンクリッチペイントです。
商品ページ:『スーパージンク』
ジンクプラスネオG
ジンクプラスネオGは、ジンクZ96と同様に乾燥塗膜中に亜鉛を96%含有したジンクリッチペイントです。
特化則・有機則・PRTR法に非該当の環境対応型ジンクリッチペイントであり、作業者の健康や塗装現場の環境に配慮できます。
商品ページ:『ジンクプラスネオG』
マザックス
マザックスは乾燥塗膜中の亜鉛含有率は80%であり、日新インダストリーの社内規格ではジンクリッチペイントに該当しません。
しかし、亜鉛の他にもアルミニウムが6%、マグネシウムが3%含まれており、高耐食性鋼材にも対応しています。
高耐食性鋼材以外の鉄鋼材や溶融亜鉛めっき鋼板に使用することで、防錆性能を強力に高められる日新インダストリーの傑作です。
商品ページ:『マザックス』
ジンクリッチペイントをお探しなら日新インダストリーまでお問い合わせを
1液のジンクリッチペイントはJIS規格がないため、各社が独自に亜鉛含有率を設定しているのが実情です。
日新インダストリーでは乾燥塗膜中の亜鉛含有率90%以上のものをジンクリッチペイントと定義しており、どの塗料でも強力に防錆性能を高められます。
もしジンクリッチペイントをお探しであれば日新インダストリーまでお問い合わせください。
お客様のご要望に合わせて数多くあるラインナップから最適のジンクリッチペイントをご提案します。