メディア掲載情報
2023/11/28
【社長シリーズ】鋼構造出版発行の週刊鋼構造ジャーナルの連載企画「暖流/談流」の執筆メンバーに川西が選ばれました!【2.要望を形にするということ~調香師時代の試練~】
常識にとらわれない発想と技術で、お客様の期待を超える新しい価値を創造し、溶融亜鉛めっきを支えるベストパートナーとなることが当社の使命です。
そのためにも、お客様とのコミュニケーションを大切にしながら、今後も、皆様からの要望をもとに、製品の開発や改善、サービスに活かしてまいります。
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こんにちは!日新インダストリー株式会社です。
前回に引き続き、鋼構造出版発行の「週刊鋼構造ジャーナル」の人気連載企画「暖流/談流」へ掲載された内容をご紹介いたします!
※鋼構造出版様より転載許可いただいております。
1.要望を形にするということ~調香師時代の学び~
2.要望を形にするということ~調香師時代の試練~ ◀本日はこちらです!
3.要望を形にするということ~経験から学んだ教訓~
以下、「週刊鋼構造ジャーナル」,鋼構造出版,2023年11月27日号,9ページより
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前回は、私が大学卒業後に香料メーカーに就職し、調香師として独り立ちしたところまでをお話ししました。
▲当時を懐かしそうに振り返る、川西氏。
芸術家だな。と勝手に思っていた私は、当然自分の香料に絶対の自信を持っていました。ところが、客先にサンプルを送っても不採用が続きます。
納得がいかない私は、会社にお願いして客先である韓国の乳業メーカーに乗り込むことにしました。
人生初海外。そんなに飛行機に乗ったことがない私にとって勢いだけの大冒険です。空港に着いても韓国スタッフの顔が分かりません。
当時は、携帯はあれど、国際通話ができないので鉄屑同然です。私の名前を書いた出迎えボードが頼りです。ところが韓国スタッフは予定時間よりも遅れてきて、完全に孤立。インフォメーションに行くも、言葉が分かりません。今考えると時代は変わったなぁと感じますが、まだ韓流ブームもない時。完全に迷子になりながらもなんとか合流し、客先へと向かうことになります。
▲韓流ブーム前の韓国・明洞。今と随分雰囲気が違いますね。
当時の私は不採用の理由が知りたいの一点張りで言葉が通じないことは完全に忘れていました。しかも23歳の若造で、韓国では兵役があるためまだ学生の年齢。もちろん同年代で社会に出ている人などいません。韓国スタッフに通訳してもらいながら必死に理由を聞き出そうとしましたが、まず相手にされません。
会話ができないとどうにもならないということが分かり、帰国後に韓国語を猛勉強しました。韓国の文字を読むのは意外と簡単で、単語さえ覚えてしまえば英語よりも簡単です。韓国スタッフとの電話もなるべく韓国語で話してもらうようお願いをし、なんとなく言っていることは理解できるようになった半年後くらいに、再度訪韓することになりました。
色々な方の助けもあり、客先の担当者とディスカッションできるようになりました。その中で私は重要な気づきを得ることになります。
3部作となっていますので、この続きはまた次回。
出典:鋼構造ジャーナル
▲韓国の現地スタッフがホテルに迎えに来た際の一枚。こんなに若造じゃ、そりゃ相手にされないですよね。
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コラム「【社長シリーズ】鋼構造出版発行の週刊鋼構造ジャーナルの連載企画「暖流/談流」の執筆メンバーに川西が選ばれました!【3.要望を形にするということ~経験から学んだ教訓~】」に続く
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