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こんにちはっ!こんばんはっ!おはようございますっ!
一般社員Kでございます。
最近、近所の幼稚園に行き出した子供たちが「こんちわ~す」と
大きい声で挨拶ができるようになったと思ったら
某お笑い芸人の真似でした。誰が教えたんだろう。
気になるけど、
そういうの真似できる様になったんだと、
勝手に大きく育っていくんだなと。
感心しちゃいました。
そーいえば、勝手に大きく育つと言えば、さびです、
さびもほっといても勝手に大きく育ちます。
鋭角に話をねじ込みましたが、今回は家の近所にさびてしまったモノがあったので、
防錆処理をした様子をお伝えします。
町内の排水ポンプ制御盤が建ててから7年くらい経ち、錆が目立ってきました。
班で話し合い丸ごと交換しようという話も出ましたが、
予算もありすぐに交換できません。
そこで防錆塗料メーカーの私Kが延命補修をすることにしました。
そんな内情は置いといて
制御盤を見てみましょう
内部の写真を見ると分かりますが、
やっぱり水が溜まりやすいところ、乾燥しにくいところは錆が発生しやすいです。
錆には水と酸素が必要です、空気中にも水分があるためほっといてもさびてきますが、
直接水がかかるところ、水が蒸発しないところは腐食の進行が早くなります。
防錆補修をするためには素地調整が大切です。
素地調整が大切です。
大切なことなんで2回言いました。
まずは、浮き錆を落としていきましょう、
サビの上に錆が重なっていき錆が浮いた状態になっているので、
これをしっかりとらないと塗料をのっけても一緒に落ちてしまいます。
次はケレンです。電動工具でしっかり磨いて鉄素地を出すのが一番いいですが、
中々難しいので金物ブラシで磨いちゃいます。
これは3種ケレンにあたります、3種ケレンでも大丈夫なのが変性エポNEXTなんです。
変性エポNEXT 製品ページ
このくらい磨いたらさぁ塗料を塗っていきましょう!
それダメ〜❌
え?なんで?
ケレンした後は油分、鉄粉、外気の汚れがたくさん付着してます。
これを脱脂という作業でしっかり落としていきます。
市販のパーツクリーナーやシンナーで十分です。
しっかり清掃していきましょう。
さぁやっと塗装作業に入っていきます。
今回は住宅地で周りへの飛散を考えスプレーではなく塗料缶タイプでやってみます。
変性エポスプレーNEXTなら何も計算せずそのまま使えますが、
2液なので塗料缶タイプは計量が必要です。
2液は混ぜ合うことで化学反応が起き、密着性や耐久性が上昇します。
しかし、計量を間違えると反応が失敗し本来の性能が得られなくなります。
しっかり計算して混ぜていきましょう
刷毛をよく揉み解し、たっぷり塗っていきます。
色付けではないので膜厚が重要になっていきます。
2度目の塗布にかかります。
さてこれでどのくらい防錆ができるか
経過をそのうちお伝えしたいと思いますので
お楽しみを〜
そしてそして今回塗布した変性エポNEXTの上から更に塗装したレポートを後日公開いたしますので、こちらもお楽しみに!!
変性エポスプレーNEXTを使用したコラム
『ガーデンラックを変エポで塗り替えてみようのお話 前編』
< https://www.nissin-industry.jp/column/1635836853-622064 >
も是非ご覧くださいな。
〈使用製品〉
変性エポNEXT
< https://www.nissin-industry.jp/ep-next/ >